診療報酬改定に伴う医薬品の値引き交渉(DSS:運営)
[2020.03.23]
診療報酬改定、こういう時は医薬品の価格交渉になる。先発品とジェネリックでも値引率は異なる。この所改正の度に薬価を下がられ医薬品卸と医療機関の交渉は激化している。今回は初めて10月に薬価改正があったので年度末を迎えギリギリの交渉。2%の消費税UPもあってお互いに譲らないし譲れない。院内処方の時代は20~30%の値引きがあった。今では調剤薬局と医療機関では値引率が異なる。調剤薬局は15%から18%、医療機関は10%から13%の攻防となっている。医療機関が交渉しなければ平気で10%以下の値引きで納入する所もある。大手の調剤薬局は自社でジェネリック製品を開発しているから強い。利益が減少傾向にあるとはいえ、まだまだ医療機関は他より恵まれていることは間違いない。確定申告の時期は節税対策となる。