のりさん本紹介2011年6月「町長選挙」「パン屋再襲撃」№11-20(DSS:ルート50)
【ドクターサポートステーション:のりさん本紹介2011 №11-20】
№20 奥田英朗 町長選挙 話題の人物像にこんなところあるかもね! こんな先生いますよねって感じの医師とのやり取りは 奇想天外ところもあればそうだそうだだと納得させられる ところもある楽しい本です。 昭和から平成へ変わる時代の流れを時節の事柄と 誰でも知っている人に置き換えて表現していて 非常に分かりやすい面白い本でした。 ストレス解消!! |
№19 鳥羽 亮 剣豪たちの関ヶ原 歴史では強いという他に生き残るという重要な分かれ目ある。 その周辺状況もその後の運命を大きく変えてしまう。 歴史だから振り返ることでさらに人の心が読める。
人が目標をたて行動する時、その周辺に流れができる。 歴史上での考えや流れを、現世に置き換えても十分に 通用する事が多い。 己を試していく中でな時間が過ぎ、歴史に刻まれる。 志を高くもって時を刻むことが必要である。 人生は1回しかない。 |
№18 司馬遼太郎 歴史の中の邂逅 歴史を振り返ると様々なヒントや人間の根本は考えるほど 変わってないと思う事がある。それは作家の書き方にも よるのだろう。歴史物は過去の出来事に対する調査や 資料作成からスタートするのだろうがその中で小説には かけない内容がこの中に出てくる。 なるほど思う事もあるし、その歴史をしらなければ 全く理解でき無いという点もある。 本の中の軽薄なエネルギーという中に現状の震災後の 日本人を当てはめてみると感じる所が多い。 こんな感じ方で良いのかなんて思いながら読みました。 |
№17 村上春樹 パン屋再襲撃 いろんな話とその展開は想像と異なる方向へと進む。 ここはちょっと変じゃないなんて思うけども小説として考えると 楽しい。なぜ?なんて考えるがそれが小説なんだろう! さらっと読めてしまいました。 |
№16 西村賢太 小銭をかぞえる 読んでるうちにそこまで考えるのかとそこまで言うかとか思ってしまう。 しかし、人間の本質の部分を言い当てている部分もあり 次は何するのなんて考えてしまう。 生き方としては賛成しかねるがこのように書けるところも 経験から来るんだろうと思う。 日常生活の中での自分の嫌な部分を見せられる。 でも読んでしまう。 |
№15 高田 明和 心がスーッとなる禅の言葉 悩んだ時の心の持ちようなど参考になる。 大地震の前から読み始めたが、なかなか読めず、読んでも上の空 だったり純粋に読まなければと思うほど手がつかなかった。 心は時に浮ついたりするが、考える事は誰でも同じであることが だんだんわかってくる自分なりの年齢なると理解できる内容も 随分変わってくる。気になる時に手を取ってみたい本である。 |
№14 酒井 順子 いつから中年? 本題名に私はまだ中年かなと思いつつ購入した。 週刊誌連載された内容の文庫本であるが、これまた歯切れが良く 納得する、笑う、頷く、感心する等清涼剤的感覚の本である。 その中にそうだねそういう考え方あるよねなんて教えられる 事も多い。世代が近いせいか感性も同方向で心地よい。 つい、三十路の職員に「これから中年になると思う?」と聞く。 「いやあ全然まだですよ」と返事。 「はい、これ読んでみて」と渡した。 きっと頷きますよ!私、やっぱり中年だったと? |
№13 池井戸 滋 オレたち花のバブル組 以前から金融機関での人間関係は厳しいと聞いていた。 私達が金融機関と交渉する場合でもとんでもないことが発生する。 都合の良い資金を進め、リスク追わない、借りたほうが悪いという感覚。 特に金融商品を扱うようになってから行員の質はあきらかに落ちた。 内部での抗争もある意味当然のことと思うが、人を見て評価する 銀行マンが減った。お金は会社に貸すのではなく人に貸す! 本来の銀行の姿どこへ行ったのだろうと思うこと多い。 正面から戦っても潰される。そんな人生ってなんだろう! |
№12 湯川秀樹 旅人 天才学者も努力あっての結果である。 「結果が出た後に道ができる」という言葉に 経過や結果のみを追う日常の我々とは異なる重みがある。 自分の適性を見極めながら人生を進むには周辺の環境に 左右される部分も多い。 信念を持って一つの道を選択したならば 自由な発想のもとにその道を極めていく生き方に学びたい。 旅人のように人生には探し求める階段がある。 |
№11 村山早紀 コンビニたそがれ堂 世の中には理にかなわない事があると誰もが考えている。 勝手に運が悪いと良いとか理解しようとするが、得てして善い事 や純粋に物事を考えて努力すると運が良いと思うケースは多い。 大人になるとその純粋さは少なくなるが、大人だからこそわかる事 も多い。そんなことが伝えられるといいなと思う。 |