新型コロナに関する影響は、患者受診抑制ばかりでなく、スタッフにも影響を及ぼした。収入減と感染リスクは、労使双方に精神的な影響を与えている。些細な事でもトラブルになりやすい。またスタッフのモチベーションがなかなか上がらないケースもみられる。感染リスクばかりを望み、患者が減っているにもかかわらず、より以上に有給休暇を取得したり、申し合わせて休みを希望するケースもある。リスクがあるから休みを取って給与だけは、そのままもらいたい。クリニックも何とか収入を減らさないように考えたいが、余りに収入が減れば、休業補償範囲内での仕事をさせることも考えなければならない。患者が3割以上も減少する傾向が続けば、これまでのスタッフ体制を維持していくことは難しい。そういう点も理解させるためにスタッフアンケートを作成してみた。誰もが初めての経験だが、収入減少が長く続けば、これまでのような経営は出来ない。巻き返すには、全員のチームワークが必要になる。