夏は、やっぱいなんでん甲子園 2010年8月(DSS:ルート50)
【夏休み やっぱいなんでん 甲子園】
毎年のことですが特に夏の甲子園はどうしても力が入る。仕事が忙しい時は、甲子園出場校が全て決定するまで出身地の代表校が気になる程度で、特に浮ついた気持ちにもならない。また、甲子園が始まっても日中は当然仕事であるため、毎日結果をスポーツニュースで見るくらいだ。
ところが、夏休みに入るとその状況は、毎年一変してしまう。朝起きてテレビをつける時にはチャンネルはNHKの高校野球、他のテレビを見ていて面白くなくなると高校野球、ちょっとパソコンをいじりながら、ホームページやメールの確認をしながら高校野球、ちょっと車で出かけて買い物に行く間に、ラジオは高校野球いやあ朝から高校野球ダイジェストを見終わるまで、高校野球に思い切り浸り、一日4-5時間は高校野球、仕事のことは全く忘れてしまう。
じゃあ高校野球が終わって、スポーツニュースが始まる間はというとプロ野球とにかく野球三昧となってしまうが、高校野球を見る時期は、プロ野球がつまらなくなってしまう。高校球児には、テレビを見ながらやさしいめの批判も、プロ野球になるとおいおいまたかよ、そこ投げちゃだめって、えーそこで三振なんて言葉が飛んでしまう。
このところちょっと気になることがある。アナウンサーの説明や開設の下手さがちょっと目立つようになってきた。以前は野球のみがメジャーだったから解説も野球中心でよかったが、今ではサッカーやその他のスポーツの解説も重要なんでしょうが、素人さを感じすぎると思わずチャンネルを変えてしまう。
なんでここでそんなこと解説者に聞くの?ちょっと野球のこともう少し勉強してよ!なんでも惜しいとかもう少しでしたねとか、球児を傷つけないように話をするが、甲子園に出場するような野球部にはそんな「やわなやつ」はおりません。よくないプレーに対しては多少の批判も必要だと考えるのです。アナウンサさんーもう少し野球を知って下さい。
ルールだけでは野球はわかりません。心の動きが鍵を握るのです。一つだけ言えるとすれば、高校球児の心は甲子園という舞台で大きくも育ち、一瞬ガラスにも変わるその場面がとても楽しく、嬉しく、時には涙を誘うのです。
夏休み5日間高校野球で英気を養い休み明けの仕事に向かってゆっくりテレビとお付き合いさせていただきます。頑張れ九州勢!!!