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業者やコンサルタントに乗せられない開業を目指そう(DSS:開業)

[2020.03.18]

勤務医として日当直や連勤で疲弊し、勤務評価(どの程度利益を上げているか)により貢献度が低ければ退職を促される。技術進歩を求められる中、勤務医としても給与を増やそうとすることは簡単ではない。周辺を取り巻く問題に疲れてしまうと、自分の診療スタイルや自分の時間を確保するため、働きに応じた収入を増やすための開業が多い。

開業時の設備投資はリースや運転資金を含めればテナントで3000万から7000万、戸建てになると1億を超える。開業させることで多くの収益を得ようとする業者が集まってくる。上手に持ち上げられる業者の勧誘やお金をかけた方が良いという進め方に惑わされ、立地の選定ミスやより過剰な設備投資となり、勤務医時代の収入を得る事さえままならない例もある。運営では、一般企業では当然と思える事や取るに足らない些細な事でも、不慣れな医師は、予想外になって精神的に受けるダメージが大きくなりやすい。また孤独感を感じる機会も増える。クリニックの運営に30年以上関わってきた経験から、チームとして収益を維持していくには、スタッフの力が如何に重要であるか学んだ。

開業リスクをどう減らすか、どうすればより運営がスムーズになり、患者から信頼を得られるかという点において、スタッフの役割をどう考え、チームとしてどう活かしていくかということが成功へ繋がる。自力優先、乗せられない開業が重要である。

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