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【MS法人】のメリット・デメリット(DSS:会計)

[2010.06.22]

MS法人のメリット・デメリット

MS法人は医療機関の診療業務以外の周辺業務を営むために設立する会社です。診療科目や規模によってその運営方法はさまざまですが業務の合理化や節税効果

を期待することもできます。MS法人設立に関してのメリット・デメリットに関して少し考えて見たいと思います。

≪MS法人のメリット≫

・医療機関は資金繰りや購入、事務から解放され、比較的診療に専念できる。

・家族などを従業員・株主とすることで所得分散が可能になる。

・医療法人ではできなかった利益の配当が可能である。

・医療以外の分野にも簡単に進出できる。 

≪MS法人のデメリット≫

・業務内容によっては事務手続きが煩雑になり事務費アップする。

・MS法人が黒字の場合は事業税が発生する

・取引に合理性や妥当性が無い場合、取引そのものを否認され課税対象とされる。

 

≪税務面のメリット≫

・医療法人(医療機関)の所得が下がり所得税の軽減を図ることができる。

・所得金額によっては、個人法人を併せた全体で比較して税負担が軽くなる

・医療法人の所得を部分的にシフトすることが可能となるので将来の相続財産を早い時期にシフト可能となる

等が挙げられるが、医療法人の制度(定款)変更や税制の改正等が行われているので詳細については顧問税理士に確認してみることが必要である。

 

 

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