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医療法人化に関する税務面からみた基本的なメリット・デメリット(DSS:運営)

[2009.10.09]

 【医療法人化による税務面からの基本的なメリットデメリット】

医療法人化についてはメリットデメリットについては所得額の問題や理事家族のの問題も含めてその考え方はいろいろである。税務面から考えた医療法人化に対する基本的な メリットデメリットについて掲載する。

【メリット】

●節税効果がある

●理事長退職金が支給できる

●理事長報酬の給与所得控除

●親族が非常勤理事に就任できる

●法人契約の生命保険が活用できる

●診療報酬の社会保険に対する源泉税控除がない

●分院運営が可能 

 

【デメリット】

●院長自身の可処分所得が減少

●接待交際費に限度額がある

●医療法人の資金使途の制限がある

●社会保険へ強制加入となる

●個人時代の借入金が引き継げない場合がある

●個人時代の買掛金が引き継げない場合がある

 

 

以前のも述べたが各医療機関でメリット・デメリットは異なるので会計事務所任せではなく、現実的なメリットデメリットの確認が必要である。そうしなければ、医療法人化したことが後ほど運営資金不足や個人生活にとってデメリットが大きくなることもあるので注意しなければならない。

 

 

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