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院長先生耳より情報【医薬品購入方法について】(DSS:運営)

[2010.09.06]

医薬品購入方法について

 

≪解説≫

以前、院内処方全盛時には、医薬品卸問屋の営業担当もより売上を上げようと

様々な努力や工夫をしクリニックとの接点を計ってきた。しかし、院外処方が進む

につれ、その営業の重点は、クリニックから調剤薬局へと変わり、クリニックが直接仕入

れる場合と調剤薬局が仕入れる場合には量の問題もあるが、あきらかに納入価

は、調剤薬局の方が値引き率が高いことも実態と言える。

クリニックでは見積といって平気で5%以下(消費税を考慮すると赤字)の値引きで

提出してくるケースも珍しくない。

しかし、年間の医薬品仕入総額は、少ないところでは年間200万円、

多いところでは7-800万円と費用の中では決して少ない方ではない。

 

またジェネリックの推進によりさらに医薬品の購入内容は変化傾向にある。

今後このような場合、一般的な医薬品卸問屋では値引きに限界があり、

電話1本で済む現金問屋を利用するなど工夫によっては経費が削減でき

る事も現実として知ってく必要があるのではないだろうか。

 

現金問屋というと「うさんくさい」、「現金でしか購入できない」などなんとなく

危ない感じでとらえていたが、現在では改善され、支払いも振込みで対応

してくれる。

医薬品卸問屋があまりに値引き率がよくない場合にはこのような現金問屋を

利用することも一つの手段として考える時代へとなってきている。

医薬材料にしても同様である。経費節減については手段や工夫を

考えていかなければ収益を守れない時代へとなっている。

 

 

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