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医療機器の購入、本当の価格は?(DSS:運営)

[2020.02.15]

超音波診断装置の買い替えを検討している院長より相談があった。購入しようとする医療機器の見積額が妥当か、導入するにあたってはリースがいいか、購入がいいかという事である。

医療機関で医療機器や電子カルテ等を購入する場合、驚くのは定価と実際の見積価格の違いである。今回の超音波診断装置の定価は8,000万円、提示された見積価格は最初600万円。開業準備の見積でもこのような事が普通に見られる。医療機器メーカーの担当者に確認したことがあるが、明確な回答は得られなかった。よって開業した医師に見積情報を教えてもらってもあてにならないこともある。よって定価からいくら値引きされているかより、いくらで購入できるかが重要になる。交渉するとさらに値引きがあって500万円となった。購入するかリースにするか?であるが、更新される可能性の高い医療機器は価格にもよるがリースの方が良い。リース会社二社に5年リース見積りを取ってみた。

A社 月額86,000円(税別)

B社 月額88,900円(税別)

すると医療機器メーカーからより金利なしリースの提案。月額83,333円(税別)

この機器はいったいいくらが本来の価格であり、定価設定の整合性はどうなんだろうか?

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