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サポート日誌NO.2 監査に対する職員の対応について(DSS:トラブル)

[2009.02.20]

2月18日 水曜日

某施設より監査に対する職員の対応について相談があった。監査準備において書類の内容や整備状況について担当者が一切書類を見せようとしないとのこと、「なぜ見せてくれないの」といただすと「私たちを信用できないのですか」とのこと。書棚には鍵をかけてあり勝手にあけられないようにしてあるので確認のしようがなく大変困っているとのことであった施設長からもその点について見せるように指示しているのだが、書類を見せもらうには何か手立てはないかとのことである。

 

 一般的には監査において書類上の不備や記載ミスなどは、きちんと見直して監査を受けるのが通常である。監査する側は基本的に書類でしか判断できないためそれぞれのパートの専門家が実施する。 よって小手先の対応が通じるようなことはない。例えばリハビリテーションはきちんと実施している から書類の整備がされてなくても問題ないだろうという考え方は全く通用しない。書類あってのリハビリテーションでありこのような場合には完全に返還の対象となる。今回の場合、一般的には書類を見せないという行為が通常ありえないケースであり、その職員がなにかアドバンテージを持っているのか書類が整備されていないのかどちらかであると想像されるが、どちらにしても書類を見せないという行為は少なくとも服務規律違反となる行為であることは間違いがない。経営側もこのようなケースではその職員とのやり取りに関してはすべて記録に残し対処する必要がある。 少なくともこのような職員はその拒否回数によっては即刻退職してもらわなければ他の職員に及ぼす影響は大きいと考えられる。

   ★コメント★

 自分の職務怠慢に言い訳をする職員ほど責任を取らない職員が多い。医療施設や介護施設ではその処理に甘くなるケースが多い。厳正に対処していくことがその職員の為でありあらゆるミスを防ぐ最大の方法となる。このような服務規律違反をするケースでは弁護士を依頼しその責任を感じてもらうくらいの対応が必要と言える。しかし、このような職員はめずらしくありません 要注意囹

 

 

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