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院長の考え方がスタッフ安定に影響を及ぼす。変なスタッフが集まりやすくなる(DSS:労務)

[2020.03.31]

採用後にスタッフに対する要望が増えることは普通であるが、より以上に能力や性格について評価し、指示することが多くなる院長もいる。自分で面接、他のスタッフより高い給与で採用。数ヶ月後、その給与に見合わないと文句を言い始めるケースもある。また効率よく勤務させようと就業条件を変更させるケースもある。こういう場合は数ヶ月でスタッフの入れ替えが多い。特に問題ないスタッフでもその状況をみてい退職するタイミングを計っていることもある。こういうことが何回か繰り返されると、スタッフの補充がなかなかできなくなる事が多い。応募してくる人材の質も落ちていく。そんな中で採用したスタッフ、退職希望があったが、後任が見つからないと期日を数回延ばしてもらっていた。やっと次のスタッフが決定、退職日が決まっていた。退職する2週間前に院長へ相談「占いをしてもらったら今転職するのはよくないと言われたのでもう少しお手伝いできます」と話をしてきたらしい。我々もいろんなケースを経験しているが、占いが理由で退職日を延ばしたいという事は初めてである。これまで退職日を延ばしてきたので1ヶ月延ばす事に同意した。すると近くに新しいクリニックが開院するというのでそこに応募し採用が決って予定より早く退職することになった。運営に関われば関わるほどこんなことがあるの?と思うような事に直面する。総じて言えることは、院長がスタッフをいじり過ぎると、様々なトラブルや予想外の退職が発せしやすい。入れ替わりが多くなると変なスタッフが集まりやすくなる。つくづく人の使うのは難しい。ちょっとしたことで変わるスタッフの心、環境の変化や家族の事など情報収集できるようにしておくことが重要になる。

 

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