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開業におけるテナント仲介不動産会社の役割(DSS:開業)

[2009.10.19]

【開業時におけるテナント仲介不動産会社の役割】

自分で開業物件を探していく中で、ある程度の物件を見つけた場合にその契約についての交渉を仲介の不動産会社と行う。その仲介会社の基本的役割は、貸主と借主の間の要望を調整することが基本的役目といえる。そのテナントについても専任仲介と専任専属仲介があり、専属仲介の場合はその契約している不動産会社と貸主が一定期間契約しているため、他の不動会社や貸主独自での契約はできない。

当然、物件を早く契約させようと他に客さんが待っているとかその賃貸契約をする上においてさまざまな条件を提示してきた場合には、慎重に対応せざろう得なくなる。テナントに入居する場合には貸主さんが当然準備すべき設備と借主が工事しなければならない工事があるが、この費用負担をする上においての設計と見積りを借主側に検討するように指示してくるケースもある。

建物が古いテナントの入居するには、電気の分電盤や排水等について貸主側が準備するべきものであるが、テナント入居のために必要な貸主側の工事も含めて、その費用負担について協議したいのでテナント側で見積もって欲しいという。賃貸契約する前に設計や内装業者を動かすことは、医療機関の場合には、内容費用総額にかかわる問題もあり難しい。しかし、この物件ではこのようにしてしてもらわなければ進められないと全く理解して調整しようというかけらもない。サポートする側としては、ますます要注意物件といえる。貸主側が行わなければならない費用負担については、あまり費用を負担しない可能性が十分でてきたといえる。

全く意見がかみ合わず、貸主側にあまりに有利な仲介会社の動きは、調整というよりも常識のない様に思えるが、このような物件で開業するのであれば我慢しながら進まなければならない。大切なことは、このようなケースでは、進めば進むほどさらにいろんな条件が出てくる可能性があり、 しょうがないとと契約するのではなく、 主張する内容はきちんと主張しすべてにおいて納得してから契約することが非常に大切なこととなる。

またこのような不動産会社の作成する契約書についても十分注意する必要があるので、焦っていろんなこと進めずに大切なことは弁護士に相談するくらいの考え方が必要である。人任せの契約は要注意であり、理解できない点は必ず確認しなければならない。不動産会社の担当者にはいろんなタイプがいるので相手のペースに乗らない交渉術が重要といえるケースもあることを知っておかければならない。

 

 

 

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