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自分の思い通りに進まなければ納得できない?スタッフBさん(DSS:労務)

[2020.02.20]

朝からひと悶着。月曜から働き始めた40代正職員希望の女性事務スタッフBさん。1ヶ月後退職予定のスタッフがいるので募集、面接し話し方も感じがいいと院長との評価も一致したので採用する事になった。雇用条件は、試用期間はパート採用、問題なければ本採用とし新たに日給月給制の雇用契約書を交わすという内容である。急な採用になったので詳細に条件を提示する時間がなかった。勤務した翌日電話が掛かってきた。院長から就業時間や勤務の事は事務長に聞いて欲しいと言われたらしい。内容を確認すると全て院長に確認しなければならない事だったので「明日朝、伺った院長と話をするので伝えて回答します。」と応えた。話の雰囲気が非常に問い詰めるような感じである。何がそうさせるのかわからなかったが、このような言い方をするスタッフは、些細な事でも同様なになりトラブルになりやすい。よって院長に話しの内容と注意して対応するようにメールをしておいた。

翌朝、院長と勤務内容の確認等について打ち合わせをしているとBさんが突然断わりもなく入って来て「今日で辞めたい。」と話を始めた。正職員になった後の待遇や休日、勤務体制について確認したかったらしい。少なくとも正職員になった時の雇用条件や待遇は求人票に記載してあり、仕事が出来るようであれば評価しようと話をしていた時であった。特に上手に使おうとしていたわけでもなかったので勝手に解釈して何を言っているのだろうという感じに受け取れた。

面接時に試用期間の条件に関する承諾や本採用になる時の条件に付いて話をしてあった。但し、ブランクがあったので本人の能力もよくわからない中で多くの事は決めることは出来ないと考えていた。電話のこともあって将来について多くの要求をされるのであれば、採用して2週間以内であるので辞めてもらうこともあると考えていた。本採用後にもめるよりトラブルになりそうであれば早い決断が必要である。本人からの退職希望であるなら問題にならない。Bさんの希望通りに受け入れた。

面接後すぐに就業させる場合、勤務についての説明が不足するケースもある。やはり働く側がしっかり納得するまで時間を取って説明する必要がある。誤解のないよう時間を掛けて話をすることがトラブルを防ぐ方法でもある。院長の独断で採用を決め早く勧め過ぎると早期退職に繋がりやすいので注意が必要だ。

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