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日本医師会レセコン、オルカ導入についての注意点(DSS:運営)

[2019.06.12]
【日本医師会レセコンオルカ導入についての注意点】
 
昨今電子カルテ業界も淘汰されつつある。電子カルテからの撤退や買収等による保守を継続しないため新たに新しいレセコン等の購入をしなければならにような状況も発生している。これまではユーザー側でメーカーの変更等や電子カルテへの移行等を検討してきたがメーカー都合による購入を考えなければならない状況が増えている。
 
電子カルテで医療分野に進出してきたメーカーは医療に関する考え方や患者データー等の取扱いについての考えが不足していて企業利益優先になる事も多い。医療業界の常識とはかみ合わない点もあるので電子カルテを新たに導入する場合会社の継続性やメーカー自体の変更があった場合の対応も確認しておかなけれならない。
 
今回日本医師会が開発したレセコンのオルカ導入についてもいくつかの問題点が見られた。先日導入を検討したいと代理店リストの中からクリニックに近い業者に申し入れをし会って内容と機器校正確認し見積提出お願いした。数日たって担当者より連絡があり連携している業者がいるのでそちらの会社からハードは購入して欲しい、保守については自社で行うと突然話があった。
 
当初は全くそういう話はなかったのでその理由を確認するが曖昧な返事でばかりである。オルカの開発元にその状況を説明するとそういう状況あると把握していた。要は大きな業者ばかりでないの確認して選択して欲しいとの事であった。また開発元から多く取り扱っていると勧められた会社に連絡し見積をお願いした所機器の導入は都合もあった3ヵ月後になるとのことであった。患者が忙しくない時期にレセコンの移行をしたいのでそこまでは待てない。
 
他にも見積を取ってみたが、東京の事務所には常時対応する者がおらず他県にある本社の方へ転送され、こちらの担当者と話を勧めるには連絡を取って見てからになるとの事であった。自社開発製品でなければ対応は間接的であり、多くの取引がなければさらに遅れる等の問題が生じることが多い。そのような点を理解した上で振り回されないように対応していくことが必要ある。安く導入できても、運用面でのサポート力が落ちるのであれば購入しない方がよい。

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