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増患対策成功例「こうしてポスティングを実施した」(DSS:運営)

[2010.07.28]

こうしてポスティングを実施した

増患対策として成功した事例を公開していきたいと思います。今回は、開業1年以内に行ったポスティングについて紹介します。

A整形外科は、2月に開業しその際に実施した広告広報対策は開業チラシを2回新聞に折り込んだ。その費用は、

広告チラシ作成代(A4)色一色: 3.8円×40,000枚=76,000円

広告新聞折込料       : 3.6円×40,000円=72,000円

       合  計             148,000円 

である。開業して3カ月患者数は1日40-50人であるが、開業当初に比較して新患数の増加に勢いが、感じられない。まだ地域に浸透していないというのが一番の理由ではないかと考えられた。駅看板以外は、即効性が低いという点で看板は実施していない。

駅看板は6ヶ月契約で252,000円である。 

ここで再度周知が必要とのことでポスティングを実施することとした。業者に依頼すると患者数が増加すると予測されるがその効果がどの程度の者であるが明確でないということ、そして周辺の医療機関を刺激しないという考えで周辺1k以内の地域を8地区に分け土日毎に2カ月にわたってポスティングを実施した。

広告チラシ作成代(A4)色一色: 3.8円×10,000枚=38,000円 

ポスティング料金は業者によって異なるが、戸建て地区や団地地区によって1枚当たりのポストが異なるのが一般的である。今回の地域では戸建て地区が1枚4.5円、団地地区が1枚3.7円である。(D業者ポスティング価格)

ポスティングを自分たちで実施してみると1日配布できる時間は3時間程度、それ以上はとても重労働で戸建て地区などは三時間でまけて500枚程度、団地地区では1,000-1,500枚程度、業者が1日で10,000枚ポスティングするには人海戦術が必要であることがわかる。「何名で゙ポスティングするんですか」とか「一人どの程度1日でポスティングできるのですか」など聞いてみると業者の質がわかる。

ポスティングを土日(午前中)で開始、土日に配布する理由は、家族が全員が在宅している確率の高い日の方が効果が高いと判断してのこと。配布した、次の月曜日から新患数がこれまでより増加し始めた。そして患者住所を地図にプロットすると確かにポスティングした地域から患者さんが来院し、他の地区より確実に増加していった。ポスティングする方もこのように成果がでてくると勢いがつく。またポスティングの効果は2週間程度であることも判明した。結果、ポスティングが終了するころには、1日の患者数が100人を超える結果となった。

ポスティングを自分達で実施することはなかなか難しい。しかし、業者に依頼する時などは、担当人数や1日ポスティング出来る枚数を確認した上で依頼することが重要である。周辺1kの地域でも確実に患者が来院する地域と患者が来ない地域があり、人の流れにはどうしても逆らうことはできない。開業して2年経過していないのであれば患者が来院しやすい地区を重点的に広告広報対策を立てていくことが重要と言える。

 

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