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のりさんのあの頃:善福寺&西荻窪その3 2011年10月(DSS:ブレイク)

[2011.10.13]

善福寺&西荻窪その2 補足

その2からどの位経ったのだろう?随分ほっといていた!文章をよく見ると以前から誤字や脱字が散らばっていてなるほどこうしたかったんだな?なんて思ってみてもそれもこのブログの個性だななんて勝手に解釈しながらの更新している。その2とダブるがもう少し西荻の思い出しながら次の街へ続くように話をしたみたい!

善福寺でお風呂付のアパートに住み始めた時はやっぱり快感だった。何時なんどきでもお風呂に入れるのだ!夜中の1時だろうと2時だろうと朝だろうと昼だろうと入れる。入れると思うと不思議な物で1週間のうちにいろんな時間に入ってみて幸せ気分を味わう。しかし、その代償はアルバイトを続けなければ一遍に生活が苦しくなってしまうのでアルバイトを継続するしかない。

その1でも触れたがアルバイトは順調であった。1日午後6時過ぎから4-5時間、検体の多い日は12時を回り電車がなくなるとタクシー代がでる。電車に間に合うかどうかなんて時は当然、ちょっと仕事を手加減して30分程長くすると楽ちんのタクシー!2日続けてタクシーに乗車したりすることもある。乗車する場所はいつも同じ所からだから、同じ場所で客待ちしているタクシーの中で偶然同じ人の乗ると「お客さんこの間も乗りましたよね!」「たまにここから乗るんですよ!」と応えると「時間が分かるならいつもここで待ってますよ!」なんて声をかけられる。

渋谷から西荻窪までなら適当に良い運賃で終電車前後の一発目のお客さんとして上客の方である。そんなことも思い出す。結局最初に努めた病院を退職するまではアルバイトを続けた。

西荻窪の駅の周辺には古そうな店舗自体も多くない居酒屋が北口に集中していた。病院の同僚に南口のライブハウス「アケタの店」に連れていかれた時は、小さなライブハウスが初めてだったのでなんとも興奮した。23-4才にして初めていくライブハウスは大人の気分になる。煙草の煙とウイスキー片手に聞く音楽は当然「ジャズ」自分なりに楽しいが初めてなのでリズム感が分からない!でも周りが楽しんでいる姿を見ると自分も知ってるフリをしたくなる。そんな23-4のお兄ちゃんだった!

南口にはカウンターのみ戎という飲み屋が合った。コの字型のカウンターで15人もはいれば一杯になる。煮込みは150円だったかな?焼き鳥は80円、たの一品料理も150円から250円が主体で1500円もあれば十分酔えるお店である。その戎は現在も続いていて同じ地区の中に店舗も増え、また南口にも大きな店舗を構え、沢山のお客さんで賑わっている。値段は50-100円程度は上がったがつまみの種類も増え私にとっては料理や気分!いまでも1500円いないでお帰りになるオヤジさん達が多い。

あるとき女性客が2人で飲んでいるコの字側の反対側のお客さんがマスター?店長?店主?に対して「あそこのお姉さんに一杯ごちそうしてくれる?」とお願いしたとたん「お客さーん!うちそんなお店じゃないんだよね!そんなことはよそのお店でやってくれる!」とびしっとお断り!思わず「親分!そのとおりでやんす!」パチパチパチ!

「お客さーん帰った方がよござんすよ!」なんて心の中で叫んでいた!!それを見ていてすっかりこのお店が気に入ってそれからというもの西荻方面に行くと夕方ならば必ず酔って?帰っている?その他のお店に行っては見るがどうしてもそこの雰囲気が好きで好きでたまらない。それから私はカウンターのある飲み屋に通うようになった。今でも西荻戎病である!

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