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安定した人材確保について その1 ミスマッチ(DSS:採用)

[2020.03.13]

この所どの診療所でも採用までに時間がかかりなかなか人材確保が出来ないという話を聞く。募集方法も従来の公共職業安定所や折り込み、フリーペーパーでは、応募者が少なくネットや人材紹介会社等の活用も必要になっている。新規開業でさえ簡単に人が集まらない人材確保に苦労する時代。採用後1年も経たない退職も増えている。その原因として募集内容と勤務開始後の就業条件や環境の違い、中途採用者を迎える準備不足等が上がられる。雇用側の面接での確認不足や無理な採用等最初からミスマッチと考えられることが少なくない。

診療所では新卒を採用することは少ない。殆どが中途採用であり他の職場を経験している。事務系では転職組が多く、医療に関わるという職業意識が低く、事務職であり一定のお金が稼げれば良いという感覚を持つ人材も多い。看護師では事前に技術力を確かめることが出来ず採用後に使えないとわかることもある。また、能力や技術に問題がない場合でも現在働くスタッフと上手く行かなければ退職に繋がってしまうこともある。

診療所ではパートの採用が欠かせない。常勤者の有給取得や忙しい時間等を補う為に重要な役割を果たしている。パートスタッフには個々に家庭の事情があり、働く目的も様々である。中には自分中心になり過ぎて自己都合ばかりを優先させる者もいる。扶養範囲内で働くことが多く、目的とする収入が得られなければダブルワークや勤務を増やす希望が受け入れられなければさっさと退職していくこともある。

安定した人材確保が難しくなっている以上クリニック側の都合ばかりを優先する採用は、早期退職に繋がり、診療や収入等に影響を与えることもある。そういう点を考慮して募集条件の検討やミスマッチにならないような面接採用をしなければ、何時まで経ってもスタッフは安定しない。採用ばかりでなく働く環境のサポートも重要になる。診療所の就業に関するルールがわかる院内規則や業務がわかりやすく早く慣れるようなマニュアル等の整備も退職を抑制するツールとなる。能力ばかりを求めるのではなく、業務が覚えやすくできるような研修や教育等の配慮がなければ長く勤務出来る確率は低くなる。退職を防ぎスタッフの安定を求めるのであれば面接採用だけが全てではないことを理解しておかなければならない。

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>> 安定した人材確保について その2採用募集条件と勤務後の相違点

>> 安定した人材確保について その3 面接のポイント

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