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医師人材派遣の突然の当日キャンセンル(DSS:人材紹介トラブル)

[2011.06.10]

医師人材派遣会社の突然の当日キャンセル

医療機関に対応する多くの人材紹介会社がある。その内容は医師からヘルパーに至るまで多岐にわたる。しかし、業者によっては多くのトラブルを発生させることがある。今回は医師派遣の突然のキャンセルについて紹介する。

医療機関が、一度医師派遣を手配し、決定後にキャンセルするとその日の医師に対する日当と人材派遣会社への紹介料が発生する。しかし、一度決定した医師が前日までにキャンセルになったとしても人材紹介会社からの医療機関側への対応は、「先生を至急見つけます。 」としか返事をしない。そして特に数2-3日前のキャンセルになると他の先生が見つかる可能性は低く、外来を休診するしか方法がない。一定の手数料を支払う割には、アフターフォローはまず望めないことが多い。

先日は某クリニックで診療当日の開始30分前にキャンセルのメールが送付られてきた。診療所に連絡するとすでに患者さんが来院しており、職員も「そんなことってあるんですか」とブーイングである。とにかく職員をなだめ患者には、謝罪して帰っていただくことにした。

取り合えず10時までに来てくれる医師はいないかと探してもらったが当然手配できるわけもなく、当日は臨時休診となった。突然のキャンセル理由は大学から呼び出しがあったとのこと。しかし、30分前にこのようなことを理由にされても信じられない。派遣会社の担当者は、ただ「申し訳ありません。」と謝罪する。派遣予定のドクターには、「ペナルティーとして罰金をいただきます。」というので「診療所の職員に対する給与の補償をしてもらえますか」と尋ねると「申し訳ありません」というばかりで補償に関する返事はしない。

では「とにかく翌日にはクリニックに行って誤ってきて欲しい」と依頼するとしぶしぶ「わかりました」との返事。発生したキャンセルは取り返しがつくものではないが、出勤してくれた職員に対してはけじめがつくと考え要望した。

このようなことは滅多にないものと思っているし、クリニック側には全く非ががない。翌日当然行って謝罪していると思い夕方連絡してみると「まだ来ていない」とのこと。「とんでもない会社だ」と思い、担当者に電話をすると「クリニックの先生と日程を調整しなければならないと思いまして」 などと言い訳をする。

「行けないなら行けないと言うべきでとにかく行って誤って欲しい」というと「クリニックにどのように連絡した良いですか」と聞いてくる。「そんなこと自分で判断してよ。謝罪して当然のことだし、お金を請求するとは言ってないわけだから 取り合えず一応けじめをつけなければならないでしょ」と言って電話を切った。

担当者は電話からもわかるような年齢の若い女性である。最後まで上司的な人は電話に出ることはなかった。その電話から2日後担当者は菓子折りを持参しクリニックへ行った担当者は院長からの強めのクレームと職員に謝罪し帰った。翌日担当者より報告があったが、「今後このようなことがないよう注意して欲しい」と再度念を押して決着した。

派遣会社の医師は当たりはずれがあることは事実である。他でも外来を依頼するにあたり経験を聞いてもらった後、派遣が決定、その翌日にキャンセルがあったりと他の職種より医師派遣に対する医師の責任感は意外に希薄であることが多い。派遣を依頼するときには、複数の派遣会社への依頼と今回のようにキャンセル時について十分確認し、特に前日や当日キャンセル時の処理方法を理解した上で依頼することがトラブルを防ぐポイントといえる。他の人材紹介会社も含めて上手く利用されないよう十分な注意と確認が必要である。

 

 

 

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