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保険医取り消し受けた開業医のコンサルタントからの相談:リニューアル版(DSS:サポート)

[2011.05.10]

 【保険医取り消しを受けた開業医のコンサルタントからの相談

 

以前から連絡を取り合っている内装関連の開業コンサルタントの社長より突然電話があった。内装工事を請け負った都内の内科開業医から保険医停止処分について相談があった。当分の間どのように今後対策をたて収入を得ていけばよいかということである。

通常の実地調査で記載不備や加算に関する算定ミスなどはある場合にはその内容の是正と過去に遡っての自主返還を求められる。コンサルタントの話によるとその地域では、患者さんからの人気も高く、信頼ある医療機関だという。開業してすでに5年以上経過している。保険医停止処分を受けるようなことをしなくても開業医としては成功しているはずだから何か他に原因があるのではないかとのこと。

「処分は何年受けたのですか」と聞くと「5年」という返事。これは軽い保険医停止とは異なっている。「普通に考えれば、過剰請求、二重請求、不正請求等の類により、5年の保険医取り消しの処分をうけたと考えるのが一般的ですよ。」と答えると「そんな先生ではないし見えないよ」と・・・・。「今後どのように収入を得ていけばよいか」と医師より相談。コンサルタントとしてもこのような相談は本当に困ってしまう。対策なんていうのは基本的にない。

開業場所から遠くない自宅で患者さんも来てくれる人もいるので開業を考えているとのことであるが保健所の施設基準や診療報酬の返還もあり単純にはいかない。とりあえず食べていくためには医師派遣等の日払い業務や検診のアルバイト等で仕事をしてみることを勧めるがこれも保険医停止処分を受けているので自由診療の医療機関しか対応できないので選択し非常に少ない。

後日医師人材派遣会社に問い合わせてみると検診業務においても処分内容を雇用側に伝えたうえでOKであれば仕事がでkるとさらに業務範囲は狭くなっていたが「仕事はあるでしょう」とのこと。このような状況を5年間も続けなければならなくなった代償は大きい。

健診での内科医の給与は一日5-6万である。頑張れば月に100万円程度の収入にはなる。開業後に受ける保険医停止処分は人生を大きく変えてしまう。診療所への施設基準調査は増加し、その処分も増えている。診療報酬請求の不正は絶対にやってはならないし、カルテ等の記載や加算に関する書類整備については十分な管理が必要である。

 

 

 

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