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いやーまいった 洗い場 2009年7月(DSS:ルート50)

[2009.07.17]

【思い出横丁33年】

★ 洗い場

居酒屋に勤め始めて2か月が経過した。雰囲気やスタッフとも仲良くなって今ではアルバイトというより居酒屋の一員という感じですべてがスムーズに運ぶようになった。私の後には辞める人もなくメンバーも板前さんが本店に移動になる以外はいつものメンバーである。焼き鳥担当の 山岡さんは実はアルバイトであり調理師の免許は持っていないので調理場を手伝うことは全くない。だからマネージャーにからかわれているいるのがわかる。

板前さんにも休日がある。それは当然のことではあるがホール係の私には全く関係ないと思っていたところ、出勤し「おはようがざいます」という挨拶と同時に突然マネージャーの酒田さんが声をかけてきた。「今日洗い場やってくんないかな」「えっ、今まで洗い場やったことないですよ。僕でもできるんですかね。」というと「大丈夫だよ、今日は白衣に着替えて降りてきてよ。長靴はロッカーの横にあるやつはいてきて。」とういうのでとりあえず「わかりました」と言ってロッカーに上がった。いつも板前さんが来ている白衣に着替え鏡をみると自分で言うのもなんだが一人前の板前さんになったようでちょっといい気分である。しかし、ホールより仕事が厳しそうなので恐る恐る調理場に降りて行った。するとマネージャーが調理場にいっしょに入ってきてシンクの前で簡単に洗い方やすすぎ方そしてお皿等のしまい方など教えてくれた。思ったより簡単である。また洗い場は狭いため後ろに寄りかかることができ、立っぱなしのホールとは違って楽なのである。

食べ終わって片づけられたお皿は洗い場前のテーブルに置かれる。そのお皿の食べ残しやツマ、飾りについてはゴミ箱へ捨て、汚れたお皿をスポンジで軽く洗って左側のシンクにつける。ここでは先日問題になったような使いまわしなどはない。(そのような高級なお店ではないから)その左側のシンクにおる程度お皿がたまると再度スポンジで洗って濯いで右のシンクのきれいな水の中につける。そればすべて終わるとお皿を一つ一つ取り出して拭いてそれぞれのお皿の位置へ戻す。この繰り返しである。お皿が戻ってくるたびに洗っていると

板前さんが「そんなにすぐやらなくてもいいんだよ。溜まってからやればいいんだよ」と言ってくれたので洗い場からホールを見ることができるようになった。ホールにいるとお客さんが注文しないか、何か困ったことはないかといつも見まわしているが洗い場では全くその心配はない。逆にお客さんの様子やホールの担当者の様子がよくわかる。ホールで手を抜いているとそれもすぐわかりいつもの自分のホールでの態度を思い出し「うへっ」と思わず言いたくなる。人間模様もさまざまで楽しそうに飲んでる人、悲しそうに飲んでる人などほんとによくわかる位置にあった。いつものホールの仕事より手はしわしわになるが体力的にはずっと楽である。そしておまけもあった。いつも10時30分にお店が終わると板前さんたちはご飯になる。その時にのご飯はいつもホールで8時頃食べているご飯と違っていて仕入れの中から賄い的なおかずを作って調理場だけで食べている

そこに呼ばれたのだ。いつもは焼き魚一匹や揚げ物中心でそれでも19才の私には美味しいご飯であるが今日はお刺身や煮込みまでついている豪勢な食事である。それと板前さんから「今日は初めてで大変だったろう。いっぱい食べて帰れよ」と声をかけられさらにうれしくなって「はい、いっぱい食べて帰ります」とつい言ってしまうと板前さんも笑って「いいな、若いって」という感じでいっぺんに疲れが吹き飛ぶとともにその場の雰囲気が和んでとても楽しい一日となった。電車の時間があるので食べ終わると「じゃあお先に失礼します。また洗い場がた変なときは呼んでください」と言って調理場を後にした。若い私には非常に得をしたような一日であった。

 

 

 

 

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