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いやあーまいった「とんでもない常連客」2010年12月(DSS:ルート50)

[2010.12.24]

とんでもない常連客

お酒が入るとやっぱりいくらかでも人間は変わるのである。会社帰りのサラーリーマンを相手にしているお店は、土日のお休みが多い。しかし、この横丁のヤキトンやだけは年中無休いつどんなときにでも開いている。よく年中無休とは言っておいてお正月やお盆は、 臨時休暇なんて書いて貼ってあるお店は多い。 この手のお店は簡単にお客の期待を裏切る。他は開いてないと思ってここならいつでも開いてると思って寄ったりすると当然のように張り紙で臨時休業かただ閉まっているだけでのお店は少なくない。特に日曜日なんてのは特別の日でないのだから年中無休のお店は、いつも開いてて当然なのに何かとお休みが多いのだ。全くけしからんなんて思っているのは私だけではないだろう。なんて飲兵衛は常に常連気取りで考えてしまう。 

今日はゆっくり飲めるぞと早い時間から繰り出していく。遠くから見るとなんかお店が暗い。年中無休でなけばやってないと見えたらお店の前には行かなくてもさっさと方向を変え違うお店を探しに行く者だが勝手に常連客なんて思っている分には、わざわざしまって暗いお店の前ま行ってやっぱり休みだと確認してお店の前で「裏切り者」と叫びたくなる。連れがいるときなどは、「こんなことめったにないいんだけどなあ」なんて言い訳するが、「せっかくお客さんを連れてきたやったのに」と心で思って、「もう年中無休なんて書くんじゃないよ」と抗議したくなる。そして次に行った時なんか言わなくても 良い一言をお店の主人に話してしまう。「こないだ友達連れてきたんだけどお店休みでさ、困っちゃったよ」なんていいながら勝手に「似非常連客面」して他のお客さんの耳に入るように話してしまう。

お店の主人は、当然のように「すみませんね。用事ができたもんで」と言ってはくれるが、一瞬きょとんとして「 この人よく来ているひとだったけな」なんて顔してるときもある。そんなお客さんほど自分自身で常連と勝手に思っている似非常連客が多い。

偶然仕事で出た日曜日の夕方、今なら空いているだろうといつものヤキトン屋へ向かう。 その通りは9割方お休みなのに遠くかた見ても明かりがともっているのがわかる。その瞬間心は躍るが、いつもお客さんでいっぱいのお店はお店の前まで行かないと座れるかどうかはわからない。「大丈夫かな」なんて真剣に心配しながらお店に近づく。焼き場の前のカウンターの席が開いてるのがわかると狭い路地を歩く速さがさら早足になり、誰にもそこには座らせないぞと短い距離でありながら歩くスピードがぐっと速くなる。お店いの前に着くと焼き方の日曜担当のお兄さんと目と目を合わせると「いらっしゃい。どうぞ」と声がかかる。よっしゃこれで今日は飲めるぞとゆっくり座る。

焼き方さんとの阿吽の呼吸がなんともいえない快感となって体の中を突き抜ける。これが常連の味だななんて思うのは自分だけかもしれないが決してそうは思わない。勝手に常連と考えているそんな顔にたぶんお店の人も見えるだろう。お客さんの少ない今日は、連れと二人ではいると小瓶を頼む。小瓶を分けて二人飲んでいると次から次にお客さんが入ってきてあっという間に一杯になる。ヤキトンの作り置きをしないこのお店は、その作るスピードが間に合わないと二階の仕込み場から降ろされるヤキトンの種類が少なく、いつもはさっさと食べて飲んで帰ろうとするが意中のヤキトンがないといくつか頼んでみるが「ちょっと待ってくださいね。これから作りますから」といわれ、お預けをしているお犬様のようにただ飲んで待つのみとなる。

ビールだとお腹一杯になるので焼酎を頼んで飲む。このお店ヤキトンの他にあるのは、お新香のみでただただ飲んで待つしかないのだ。このくらいで頼んだものがくるだろうと思ってこれ飲んで焼酎は終わりという「焼酎半分」を頼んでまっている外によく

土日に見かける常連さんがやってきた。競馬で勝ったらしく、連れと一緒で機嫌がよいが、いっぱいで入れない。お店の兄さんが「ちょっと待ってくださいね」なんて言って見回すがとにかくいっぱいで帰ろうとするお客もいない。それも当然でなかなか入れない客さんは、日曜日に来て今日くらいはゆっくり飲むぞとお店を楽しむから余計である。ここでベテランの「タケさん」なんか、見渡して時間がたって食べそうでないお客さんに対して「お客さーん!そろそろいいですか」と交通整理のようなお客さん整理をして外で待っているお客さんを中へ入れようとしてくれるが日曜のお兄さんは全くそれがない。 ただ黙々と言われるヤキトンを焼いて言われる飲み物を出してお客に対する配慮はない。

そのうち常連の客は、イライラしてたと見えて、後ろで聞こえよがしに「このお客は食べてない」とか「飲んでない」とか言い出し、自分が座りたいから如何にも早く帰れという感じで話し始める。こちらは連れと気持ちよく飲んでいるのだが、嫌な常連だなと思ってしまう。頼んだヤキトンが来ないので 終わりの焼酎を頼んだのだが、お店で決めれれている量に一杯不足しているのでヤキトンが来るまで何も飲まずにいられないと「一杯」というとお兄さんは「わかりました」とうなずく。すると突然後ろから「焼酎は半分なら、次はないんじゃないの」と声をかける。

いやあとんでもないやつだ。後ろで毒付いていることわからないお兄さんは今度は「焼酎は告げません」という。いつもなら注いでいるのに常連のお客さんのいうことに釣られてお店を誰が経営しているのかわからない。 今度は「このお店はさっと飲んで食べて帰るお店なんだ」とわめく。そこで「はいわかりました」と引き下がって帰ってしまえばなんでもないが勝手に常連と思っているわれわれも引き下がらない。

「さっきはいいと言って、お客が言ったからと言って何で変わるの」と「お店の人には言われるのは納得できるがお客に言われることはないよ。」と問いただすと「ルールですから」と答える。そんな返事じゃ納得いかない。後ろの常連客は席が開くとさっさとそっちに座って知らん振り「顔を上げて目を見て話せ」というとやっとのこと勢いをつけギラット見て「お店のルールです。自分が間違っていたのでこれ以上は入れません」と答える。

やんちゃな心が燃え盛り、睨み返すとお兄さは下を向く。そんな返事で納得いくわけがない通常そうやって注いでいる事もあるのだから、くだらない常連客の声に載った手前引くに引けないだけなのだ。さらに常連と思っている私どもは「この店だれが経営しいるの、お客に言われて変わるのはおかしいだろう。どうなってるの」というと顔をあげようともしない。黙っているだけである。

すると毒付いた常連客が「いつまでもぐちぐち言ってるんじゃない」 と一言。こんな客とんでもないとこっちもヒートアップ!!

毒づく客を睨むとこっちも顔をあげようとしない。「じゃあビールならどんなんだ」というと「ビールならいいです。」と簡単に出してくれる。心の中でやってられるかと思いつつビールを一口飲んで「お勘定」と言ってお金を払う。「ここは常連ならなんでもありなんだね」と言ってお店を出た。

とんでもない常連さんは、自分の思うようにお店を支配したくなる。勝手に常連と思っている似非常連さんも自分に気を使っていただくことを楽しみとしている。そしてお店の方々は静かに飲んでくれるお客さんを一番常連さんにしたいと思っている。アー反省!!勝手に常連と思っている私たちは無期限の横丁出入り禁止を決めたのでした。

そんな日の私たちに言ってやりたいことはなんでしょうか?「飲むのをやめなさい」!常連客ほど始末に悪い者はありません。

 

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