デイサービス再建 指揮の上がらない施設(その現状)パート2(DSS:介護)
[2009.04.12]
再建を依頼されその施設を訪問した。施設の管理者や職員は経営者の悪口ばかり、具合が悪くなるような話ばかりである。ここまで経営に対する信頼関係がない状態でよく今まで運営してしてきたと逆に感心してしまう。経営側にはそれなりの理由があるのだが「胸をはって経営してきたとは言えない状況であり、事業者としても無責任な対応もあったことも事実である」と考えられた。このような責任が取れないような事業者は即時に施設を廃止すべきだと考えるが当初からの設備投資や以前の黒字から考えるとそうもいかないと想像できる。ただ両者には施設を良くしたいとの気持ちがあることだけは確認できたのでまずは双方の溝を埋めるべく対応策を検討した。まずは職員のモチベーションをどのようにすれば上がるのかと現状からの問題点を具体的に検討することとし、その方法は職員とは対話方式で実施、経営側からは現状の採算に関する資料提出とこれまでの経緯について説明を求め、全体像の把握することを2週間で行うこととなった。 その結果については次回掲載 :宗和メディカルオフィス