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診療所の賞与について(DSS:運営)

[2020.01.15]

夏と冬は賞与の季節、この時期になるとクライアントから賞与査定を含めた賞与支給について相談が多い。医療機関と一般企業では賞与に対する考え方が異なる。医療機関の業績は、一定の限界があり収益事業を絡めることはできない。よって一定の定額(基本給の何か月分)という基準で支給するケースが多い。黒字になってから支給し、余程の事がない限り大きく減額をしないケースが多い。また病院と診療所では支給率も異なる。病院が多く年間3.5~5ヶ月、診療所では2~3.5ヶ月程度となる。診療所では院長の考え方によって支給率が異なる事も多々あります。所得3,000万以上のクリニックでも年間2か月程度しか支給しないケースもある。他の企業と比較して増減の少ない診療所の賞与だが、環境の変化による収益減や繁忙期が続いたことによる収益増等の場合には、状況に応じて支給率を変えることも必要である。資金がない時はないなりに減額するようにしなければ、経営は苦しくなっていく。特に競合相手の進出による収益減の場合には下げなければならない。と考える。賞与の支給率は、開業して5年目にピークになると考えておくべきだ。支給率に関する情報は、職安等でのスタッフ求人票から得られるので参考にするとよい。

 

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