自己負担金を抑え、信頼される医療で患者獲得(DSS:運営)
自己負担を抑え、信頼される医療を提供するために
- 自己負担に敏感な患者、過剰診療と思われない診療。負担金を減らす診療で患者を増やす。
開業すれば収入が気になる。診療点数を上げたい。開業当初は急性疾患中心で、診療単価は低くなる。診療点数を上げようと検査を勧める。負担割合の少ない患者層を狙って診療を濃くする。求める以外の診療を勧めれば「必要のない検査を勧める」という口コミが広がり投稿され、地域の信頼を失って患者が減る。
開業1~年は地域とのお見合であり、患者から信頼を獲得する期間だ。収入優先に走りすぎれば患者は増えない。上手に説明しているつもりでも、負担金が高ければ距離を置かれる。
患者を増やすために必要なこと
患者を増やすには、医師への信頼が不可欠だが、負担金も重要となる。物価高を意識することが増え診療費が上がれば、受診回数等を調整するようになった。患者応対は、地域性や世代によって異なり簡単ではない。既存患者を失うケースもある。診療を工夫し修正を加える。「診てあげる」というスタイルは通用しない。患者をかかりつけ(ファン)にするには、早い治療対応が求められる。一度受診した患者は逃さない覚悟が必要だ。
重い病気や特定疾患等を見つければ大きなプラスになるが、全体からすれば少ない。慢性疾患を見つける事に舵を切り過ぎると過剰診療に繋がりやすい。安定収入の柱は、定期的に通院する生活習慣病やかかりつけとして利用するリピーター。自己負担が高いと思わせない工夫も大切になる。
診療報酬改定UPは医師への収入対策となるが、患者には不都合であり、通院調整を意識させる。新型コロナウイルスの影響で受診抑制と感染症減少、軽症で通院しなくなった人もいる。
敢えて自己負担金を減らす算定方法を取る医師もいる。同じような治療であれば安い方、同じ負担金でより多くの治療を受けられる方が口コミや評判として、地域間で広がりやすい。
患者満足度を高める秘訣
人はお得感やおまけに弱い。それを意識させる患者サービスもある。子供や家族へのサービス(誕生日、クリスマス等)は評判を呼ぶ。他と異なるサービスが欲しい。検査や治療もお試しがあってもいい。自由診療なら無料でできる。
患者は必ず比較する。比較され優位になる方法は何か考えなければならない。サービスマッサージ、無料治療器の設置、待ち時間有効利用できるアプリ等もある。自己負担増に繋がらないお得な治療や患者サービスの効果は高い。
開院し患者がつくまでは自己負担を抑える診療を意識する医師もいる。誰もが通院するなら自己負担は少ない方がいい。自己負担が高いと感じればすぐに過剰診療と思われ、評判を落とし患者離れのきっかけとなりやすい。自己負担を意識した診療は、どの時代でも求められる。
