経営を早く安定させるため、パートナーとして関わり方を考えよう(DSS:開業)
開業準備中はスタッフにも多くを求められない。業者やコンサルタントにはお金が絡むことは任せて過ぎてはならない。スタッフが決定し具体的な開業準備が始まるとある程度役割分担しなければ進まない。初めての経験が多いので、お互いに協力しながら進めていかなければ開業までたどり着けない。スタッフにも自主性を持たせ準備させて行くことが必要だ。院長がどこまで業務に関わるかで役割も変わってくる。すぐにいろんな業務が出来るようにはならない。周辺に協力を得ながら努力していくしかない。業務に精通するには3年かかると考えなければならない。
パートナー関わり方として、これまでの経験からいくつかのスタイル見られる
・全面的に医事から運営まで事務長として関わる
・経理などの金銭面をサポートする
・医療従事者としてサポートしながら事務や運営にも関わる
特に開業前後はいろんな問題が発生する、採用、労務管理、経理税務に関しては初めての事が多いので周りのサポートを受けながら対応していくしかない。
黒字になるまでは院長のモチベーションも一喜一憂、支えることが必要になる。黒字になって軌道になるまでは、信頼できる大きな戦力とならなければならない。可能であれば5年程は深く関わって欲しい。
積極的に勉強する機会を捉え、経営知識を身につける。最後に守れるのは自分達だけであることを忘れてはならない。