メニュー

競合進出に備える:クリニックがとるべき攻めの戦略(DSS:運営)

[2026.06.17]

競合の進出に備える:クリニックがとるべき攻めの戦略

競合が進出し、相手基盤が安定しないうちに積極的に攻勢をかけることが重要です。相手が「できない」と思うような診療や患者フォロー体制を整えることで、アドバンテージを奪うことが可能になります。

評判と患者数の本質的な違い

「患者数が多い」ことと「評判が良い」ことは必ずしも一致しません。他に競合が少なく、相対的に患者が集まっているだけのケースも少なくありません。医師の人柄や診療評価が高い場合、多少の待ち時間があっても患者は離れません。

開業15年以上経過、院長が65歳を超えると、体力や意欲低下による収益維持が難しくなるリスクが顕在化します。減収、受診動向の変化は、診療プラン経営維持対策を再検討する良い機会と捉えるべきです。

勝ち残るための積極的な診療体制

経営維持するためには、受け身ではなく積極的な姿勢が欠かせません。その意気込みは、具体的な診療体制に現れます。競合が診療しない時間帯や地域特性をカバーする戦略等は、患者との信頼関係を築く上で強みとなります。

夜間:オンライン診療    仕事帰りや通院できない患者の利便性を高める
土曜午後・日曜診療 競合が休診している時間帯を狙い、新患シェアを確保
二診体制の導入 待ち時間解消、多面的診療体制で診療の幅を広げる。

開業は長期戦です。院長の体力も考慮し、患者を上手にシフトするテクニックを使いながら、緩やかなダウンサイジング、効率よい診療体制で無理せずコツコツと信頼を積み重ねることが環境変化に強くなるコツです。

事例:競合進出をバネに増収を実現した対策

最寄り駅との間、300mの距離に競合が進出した際の成功事例を紹介です。内覧会チラシで相手が日曜診療を行うことを知った院長は、即座に対抗策を打ち出しました。

  1. 迅速な日曜診療の開始
    スタッフに「日曜手当」提示し協力を仰ぎ、競合に遅れることわずか1カ月で日曜診療をスタート。
  2. 戦略的な広報活動
    診療時間変更を伝えるポスティング実施。新たなニーズを掘り起こし、一時的患者減少を3%に抑え込むことに成功。
  3. 二診体制への移行
    「患者を待たせない」とスタッフ募集と併せ二診体制を告知。相手を上回る診療体制。結果として患者数は15%増加、大幅な増収となる。

競合進出からの3年間が勝負

競合が進出してから最初の3年間で、相手に大きなアドバンテージを与えないことが肝要です。相手は既存のクリニックの診療日時や内容を分析して参入してきます。そこで相手の予想を上回る一手を実行すれば、負けないクリニックを構築できます。競合進出には戦う姿勢が欠かせません。

HOME

ブログカレンダー

2026年7月
« 6月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME