環境の変化は突然起こる(DSS:危機管理)
環境変化は突然起こる。環境変化を想定した診療対策が求められる。
収入の幅を広げる工夫を続けること。収入を補完できる手段を増す事を考えるしかない。
環境変化への対応:医療機関経営維持のために
環境変化はいつどこで起きるかわからない。緊急事態では予想もしない方へ人の流れや行動パターンが変わった。行動制限と感染リスクは医療機関に大きな打撃を与えた。診療科や診療内容によって影響の少ないクリニックもあり何が幸いするかはわからない。
受診抑制と診療体制への影響
テレワークが広がり、ビジネススタイルも変化。オンライン等対面が減って行動制限は受診抑制につながった。通院日時の変化で診療体制にも影響。昼夜間人口の変動や感染症減少等患者受診対策が必要になった。
患者層の変化とフォロー体制の見直し
同じ診療科でも立地や診療圏の人口構成により患者減少割合が異なる。気軽に通院していた患者は減って、受診抑制の中通院する患者がターゲット。大事にすべき患者層が明らかになった。患者が離れないフォロー体制の見直しを迫られた。
収入減少を補うための対策
大幅な収入減、収入になる診療を追うしかない。診療科関係なく、オンライン診療、発熱外来、PCR検査、ワクチン接種等収入を増やした。一方保険診療収入の減少分をどう埋めるか、新たな対策が必要になった。
スタッフには、危険手当やワクチン接種の歩合給等で対応するケースも見られ、協力体制を整えた。
診療科の再検討と補助金の活用
患者減少の少ない診療科、利用者の減らない在宅、定期的な通院の必要な専門外来等再検討。補助金や助成金も大切な収入源となった。ワクチン接種は加算で賢く稼ぐ目先の収入確保を考えた。発熱外来等補助金で1000万を超えるケースもあった。一定の黒字確保できたクリニックは、落ち着いて対応できている。
保険診療外収入の確保
保険診療収入以外でどう稼ぐか検討。事業外収入は大きな魅力。産業医、学校医、アルバイト等も考えた。収入減少で困っていると相談。ワクチン接種のアルバイト紹介したが断わる。行動力のない医師は、経営危機が見えない。
環境変化をチャンスと捉える
環境変化が大きい時ほど診療や経費を見直すチャンス。新たな収入として何が出来るか無駄な経費はないか行動を起こしてもらいたい。在宅、介護保険、自由診療、サプリメント、検診、ワクチン接種、アルバイト等検討、少しでもスタートしておく必要がある。
これからは社会保障費対策が進むと考えられより厳しい医療制度改革が行われるだろう。現状維持のためには、新たな手を打つことを考えなければ、閉院が早くなることを忘れてはならない。
