注意しよう!聞いてはいけない面接時の質問具体例(DSS:採用)
【聞いてはいけない面接時の質問事項】
クリニックが抱える大きな問題に人材確保がある。人材募集をし面接するが、面接についてはさまざまな質問をしてその本人の本質や「性格や能力等」を見抜かなければならない。しかし、聞く内容によっては人権侵害や就職差別となる内容もあるので十分注意することが必要といえる。今回は、注意しなければならない質問を掲載するので検討して欲しい。
「本籍に関する質問」
・ 今の所に来る前はどこに住んでいましたか
・ あなたの生まれたところはどこですか
・ お父さん、お母さんの出身地は
「家族の職業、収入に関する質問」
・ お父さんのはどこの会社に勤めていますか、役職はなんですか
・ 家の家業はなんですか
・ 家族の職業を教えてください
・ 家族の収入はどれくらいありますか
「家庭環境に関する質問」
・ お父さん(お母さん)がいないようですが、どうしたのですか
・ お父さんは亡くなられたようですが、病名は何ですか
・ お父さん、お母さんの学歴は
「思想信条に関する質問」
・ 自分の生き方についてどう考えていますか
・ 今の社会をどう思いますか
・ 将来、どんな人になりたいと思いますか
・ 何新聞を呼んでますか
「女性に対しての質問」
・ 現在、お付き合いしている人はいますか
・ 結婚の予定はありますか
・ 結婚、出産しても働き続けられますか
・ 何歳くらいまで働けますか
この他に注意しなければならない事項はあるが、最低限この程度の内容は把握しておいて面接を実施しなければならない。特に女性に関しての質問内容は、気軽に質問するケースが多く見られるので、男女雇用機会均等法違反となるので十分注意をすることが必要である。