標榜科目で変わる患者ニーズ(DSS:開業)
標榜科目で変わる患者ニーズ。標榜科目は増患対策という考えも必要です。
標榜科目の重要性
標榜科目は集患対策です。患者変動を補い、競合に対抗できる科目でなくては意味がありません。集患できるための標榜は欠かせません。見栄を張らず稼げる方向へシフトしましょう。経験した診療と地域ニーズに合った標榜科目や診療方針の方向転換は当然です。
競合との差別化
競合の多い内科系診療科は、診療方針や診療内容が似たり寄ったり。差別化できる診療方針や特徴がなければ患者は増えません。収入を上げるには、間口を広げ、ここでしか出来ない診療、興味を持たせる標榜科も必要になります。
地域医療への貢献と標榜科
地域で標榜の少ない診療科を考慮する必要があります。専門分野以外、季節変動、減少リスクを補う標榜科も検討すべきです。
外科系や専門性の高い診療科でも収入を補うため、内科を絡めた診療科標榜が増えています。住民健診や生活習慣病健診、予防接種も経営維持には大切な収入源となります。患者が複数受診せず便利に利用できる工夫もかかりつけ医として大切です。
保険診療の限界と新たな収入源
保険診療だけの収入維持も限界があります。地域や人口構成によって疾病構造も変わります。検診等予防医学やアンチエイジング、サプリメント、美容への意識は、年齢を問わず関心が高くなりました。物価高負担金や通院方法にも敏感になりました。安定した収入維持を求めるには公的補助のある分野も大切です。幅広くお金が使える富裕層もターゲットにする必要があります。
集患対策と患者との繋がり
集患対策アプリ等の利用も増えています。患者を獲りこむ方法は年々進化しています。安定した患者獲得のため、院内ブログ・コラム・SNSなどで継続的に情報発信をすることで、診療方針への信頼向上や患者の安心感の醸成等単体の発信だけでは得にくい効果が見られるケースが増えています。
標榜科の成功例失敗例
内科専門医が、地域ニーズを考慮し小児科標榜、収入の半分を占める大きな収入源となりました。流行性疾患は、収益を上げる大きな要因です。稼げる疾病に焦点を当てなければ収益は増えません。
呼吸器科のない地域で、標榜を勧めたところ、患者の問い合わせが増えました。
逆に小児科標榜を減らしたケースでは、収入が減り非常勤先を増やすことになりました。
標榜科目を決める際の注意点
医師が考える標榜科と業者やコンサルタントから考える標榜科は異なります。患者ニーズをつかみ増患に繋げる時代です。開業後でも標榜科変更は可能です。経営対策としての標榜科を検討することが大切です。
