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採血失敗した患者が倒れて打撲した時の対応(DSS:トラブル)

[2019.07.11]
【採血失敗した患者が倒れて打撲した時の対応について】
 
クリニックに限らずどこでも突発的な事故が起きることがある。そういう時も
慌てず冷静に対応しなければならない。健康診断の採血をしていて1回出来ず、腕を替えて採血をしようと準備をしていた所、緊張したのか突然椅子から落ちて胸と顎を打撲した。「大丈夫ですか?」と声を掛けたら、2.3秒して目を開け「少し気分が悪い」と訴えたのでベットに寝かせ落ち着くまで休むように話をした。落ち着いたので打撲した所について確認、大きな腫れもなく痛みの酷くないと話しているが一応念のために病院に行くように勧めた。しかし痛みも落ち着き大丈夫そうで帰宅したいと話すので「打撲した所が痛くなるようであれば連絡を下さい」と話をして帰した。
 
このような場合打撲した原因が直接的ではないにしても施設内の怪我は賠償の対象となる事がある。医師賠償保険の中には施設内に関する事故について対応できる内容もあるので、保険会社に状況を説明し、もし何か事故に対する要望や治療費等について交渉等があった場合どのように対応すべきか確認をしておく必要がある。院長には、そういう点について確認するように進言した。トラブルは時間が経つほどこじれる可能性が高い。そういう事を考えていつでも対応できるように準備をしておきたい。

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