女性スタッフを育てて、協力を得られるような関係と状況を作ろう(DSS:職場活力)
パートナーが院長をサポートする立場の事務長として女性スタッフをコントロールすることは簡単ではない。少ない人数だからコミュニケーションを取ってなければ些細な事でも誤解を生み退職に繋がりやすい。その点を考えるとリーダーを一人決め育てていくことも方法である。パートナーとしての立場を利用すれば、コンサルタントが関わるより上手く育てることも可能となりやすい。子供の問題や学校行事など、母親としての立場をより理解出来るからである。小さな組織であるが、それにとらわれない自院のオリジナルの対応で辞めたくない、他のクリニックのスタッフからは「いいねえ」と思われるような待遇や行事を考えれば良い。
面接での女性目線も重要な要素の一つと言える。院長の暴走を止めるのもパートナーの役目であることを忘れてはならない。クリニックは女性の職場と言っていいのだから女性目線は不可欠でもある。必ず苦労する人事管理の協力者となれるようにコントロールできるようにしたい。人事について問題が起きないという考え方は全く通用しない。最初肝心であるから、雇用契約書や院内ルール等スタッフに関することは、コンサルタントや社労士等の協力を得て、極力問題ないようにしておかなければならない。