配偶者海外転勤2年の予定休職扱いは可能か?(DSS:Q&A)
開業2年医療事務の主力として勤務しているAさんより相談があった
○月より夫がヨーロッパに海外勤務になりそうです。自宅から近いしこの職場を辞めたくありません。可能であれば休職扱い又は帰国したら再雇用していただくことは可能でしょうか?
折角育った人材が夫の仕事で職場を離れられるのはクリニックにとっても痛い。就業規則には休職規定を設けていない。仕事もできるしもちろん再雇用はしたいと思うが2年間は人材補充しなければ回らない。新たな規定や再雇用確約は、帰国時の職場状況次第できない。たぶん一旦退職してもらう事になるだろうが検討してみますと返事をした。
一般企業では配偶者同行休職制度が増えている。それでも上場企業の約35%程。医療機関クリニックではまずないと思われる。
仮にない場合でも交渉は可能その前に確認しておきたいことは
・社会保険:健保年金は継続できる?自己負担はいくらになるか
・住民税1/1現在で日本に住所がなければ翌年非課税
・雇用保険:休職中は加入継続。失業給付は退職しないともらえない
・有給:休職前に消化。2年休むと全部消える会社が多い
・退職金:休職期間は勤続年数に入らない会社7割
休職NGだった場合のプラン
1.退職プラス再雇用契約:口約束でも帰国したら戻ってきて 文書をもらう
2.業務委託切替:正職員→フリーランス 日本の仕事だけリモート継続継続
3.転職海外同行OK/休職制度ありの会社へ転職後帯同
いろんなケースが考えられる
A:大切な人材ですが休職規定もなく作る予定もありません。一旦退職となりますが、帰国したら再雇用について相談する事は可能です。但しその時の職場状況によります。転勤後も時々状況をご連絡いただいた方が復帰にできる可能性も高くなるかと思いますので時折メール等で近況報告いただけたら助かります。
女性の多い職場、夫の転勤はよくある話。オンライン等リモートワークも可能な時代。出来る人材とどのように関わっていくか工夫しだいでもある。安易な確約は避けなければならない。
