右から左?会計事務所の担当者(DSS:会計)
[2019.06.25]
【右から左?会計事務所の担当者】
開業すれば必ず会計事務所と顧問契約をする。小さな事務所は税理士が担当するがスタッフ5人以上の事務所になると担当者が月次を担当することが多い。税務について詳しくないので当初はある程度担当者に言う通りに業務を進めていくが、一定の経験や他の事務所と比較するようになると担当者の良し悪しがわかるようになっていく。特に20代から30代の担当者については注意が必要だ。税理士資格取得を目指している者もいるが、基本的に経験不足の事が多い。
月次の内容について元帳を打ち出してもらって内容に問題ないか確認をした。すると何点かの間違いや勘定科目が違っていて前期との比較でおかしいと思われる点が見つかった。その点について担当者に確認した所、本人が入力を担当していないためそのような状況になった理由がわからない。
結局回答ができないまま事務所に戻って確認して連絡することになった。これまで何十人も税理士や担当者と関わってきたが、数字を扱う者にはセンスの有無がある。直ぐ気づいてくれる人もいれば、何回説明しても同様の間違いを繰り返す者いる。また内部のスタッフがよく変わるような事務所は表面的な対応に追われることが多く、中身までを確認するまでに至らないことが多い。結局その繰り返しで確定申告の対応や節税対策など効果的な方策が打てないことになっていく。そういう状況が多いようであれば事務所に申し出て担当者を変更してもらうような考えが必要である。