医師が診療できなくなった時の対策(DSS:トラブル110)
医師が診療できなくなった時の対策
医師が診療できなくなった時の対策は、必ず考えておく必要があります。開業、診療も出来る限り間口を広げ患者を増やす努力をする。一人でもリピーターになってもらいたい。収入を上げる努力、経営が軌道に乗るまで無理をするのは当然です。
医師の休診と患者への影響
医師も病気になることがあります。新型コロナウイルス感染症の流行時には、医師の感染や濃厚接触者となるケースも多く見られました。また感染後亡くなったり疲労が重なり急逝した例もありました。
休診期間に応じた患者への対応
2~3日の休診であれば、ホームページや来院した患者への説明で十分でしょう。しかし、1週間以上になると患者への診療開始時期を含めた説明が重要になります。
休診期間が長期にわたる場合の注意点
目途が立たない時は、一定期限を切って情報を更新する準備が必要です。長い休診のお知らせよりも、定期的に情報を更新する方が患者は離れにくいでしょう。
休診時の具体的な患者対応
処方の必要な患者には、スタッフから電話で対応できます。オンライン診療や近くのクリニックを紹介することも有効です。例えば、心疾患で入院したケースでは、予約患者に電話連絡し、退院予定日に合わせ再予約の調整をしました。医師とはメールで連絡、指示を受けられるよう準備をしました。
休診期間に応じた医療機関との連携
1カ月以上休診する場合には、周辺の医療機関へ一時的な紹介も検討しましょう。通院患者は余程のことがなければ他へ転院することは少ないため、紹介しても復帰すれば戻る確率は高いことが分かっています。
代診医の手配
2カ月以上休診する場合には、代診医の手配が必要になります。依頼できる医師がいるかどうかで、患者対応も大きく変わります。代診医がいない場合、離れる患者が増える可能性があります。
緊急時の代診ルート確保
緊急時に代診ルートを確保できるケースは少ないのが現状です。医師紹介会社を利用するしかない場合もありますが、簡単ではありません。どのようなルートで代診手配できるか検討しておきましょう。もしルートがない場合は、非常勤医師採用など、診療を継続できる体制を考えて準備を始めておくことが重要です。
