介護施設での急変者緊急対応:リニューアル版(DSS:トラブル)
[2011.04.11]
【介護施設での急変者緊急対応について】
デイケア施設で食事の前の準備中に利用者さんが椅子に座ったまま意識がなくなった。職員は、看護師に知らせたのち医師が施設内で蘇生を実施したが亡くなった。
警察に届け検死が行われ、職員、医師、看護師、家族に事情聴取 が実施された。事情聴取の内容は、その日の利用者さんの状況、 蘇生に関する経験、蘇生に関する医療器具、救急車を呼ばなかった理由を主に聞かれた。
医療機関でもこのようなケースは起こりえる。各介護施設ではこのような緊急事態に備えて職員を含めてシュミレーションやマニュアルが必要である。 基本的には救急車を以下に早く呼ぶということ亡くなった場合のトラブルを防ぐ方法とも言える。一生懸命に患者の蘇生を試みても警察はその対応に対して問題が無かったということを確認してくる。急変の場合にさまざまな対応が取れない場合は、必ず救急車を呼ぶことが重要である。
ポイント ・蘇生医療器具の確認 ・蘇生医療器具の場所の確認 ・蘇生に関する職員の指導 ・緊急事態マニュアルの作成 ・救急車手配の手順 |