事務長日記#5【こんなので通勤労災?】(DSS:労務)
【事務長日記:こんなので通勤労災?】
クリニックでは開業時を除いては人材を募集をしても良い人材が集まることは少ない。都市部では特にその傾向が強い。要するに人を選べない状況が多くなるということになる。そんな中でいろんなことが発生する。
久しぶりに雪が振り翌日の朝は冷え込みもあっていたるところで凍ったりしている。某小児科クリニックは職員が滑った時に「ピリッときた。」というので「労災適用になりますか」との連絡があった。「どんな感じですか?」と聞くと太もも後ろが痛いという。「通勤労災として100%と認定されるかどうかはわかりませんが書類を準備するのでかかっている医療機関に提出して下さい。」と話をした。その状況にもよるがこの程度での通勤労災申請は初めてである。
そのケースから10日ほどして今度は別の職員から通勤労災申請の相談があった。前回の職員の相談の時にそばにいて何もそのようなことを話していなかった職員が私も実はすべって痛めたがだんだん痛くなってきて医療機関にかかったとのこと。正直にエーほんとなんですか?と聞きたくなった。そんなこともあるとは思うがいまいち信用できない。こんなことが発生するのもクリニックだといえるがほんとにそれでいいのと職員に言いたくなる。