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事務長日記№3「管理者に反抗するパート職員」その1(DSS:介護&解雇)

[2011.11.07]

管理者に反抗するパート職員

デイサービスではパート職員を採用することが多い。パートで働きたい職員は、年齢的に40代以上の方が多い。その結果管理者より年齢が高いケースも良く見られる。年齢的に高くなると自分自身の考え方固まっているため中には採用当初は良く話を聞いていても時間が経過するに従ってだんだん言うことを聞かなく例も多い。

企業を定年退職した64歳男性を運転手兼介護職員としてパートで採用した。施設からも近く真面目である。勤務し始めて2年ほど経過し管理者が変わったところから態度が変わり始めた。管理者は以前男性だったが、女性になったところ管理者の指示に従わないことが増えてきた。事あるごとに何かを注意すると瞬間湯沸かし器みたいに怒り出すこともあるという。

介護業務について危ないと思う場面があって注意しても「私の好きなようにやらせてくれ!」と言って話しを聞かないらしい。年齢的にも60歳を超えると人間頑固になるものだろう。また、それなりに一生懸命働く部分もある。なんとかうまく使えないものだろうかと思って管理者に指示をする。一方管理者には解雇するにしてもきちんと理由がなければ簡単に解雇できない。トラブルが発生した時点の内容をきちんと記録しておくことも併せて指導した。

このようなケースでは就業規則や明らかに本人に原因がなければ失うものが少ない相手は労働基準監督署等に申し出てやっかいなトラブルになりやすい。時間はかかるが解雇理由が明確になる材料を集めることが必要となる。管理者にはよく説明をして納得してもらうことも必要である。

数ヶ月間に集まったトラブル内容は

・給料日翌日の朝、急に休むこと4回

・業務について注意すると反抗するすること3回

・上司に対する暴言3回以上

・上司に対し信頼してない発言、待遇が悪い発言等

の問題発言など

その具体的内容を確認するともし労働基準監督署に

相談されても十分に対応できると判断した。

その2に続く 

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