のりさんの本紹介2011年10月「風が強く吹くとき」「旅する力」「神様のカルテ」 №21-30(DSS:ルート50)
【のりさんの本紹介2011 №21-30】
№27 神様のカルテ 夏川 草介
二作品続けてやられました!!
医療の現場を見てきた私には、全てが納得感動!
忘れていた何かを思い起こさせる。医療に関わっている自分が
何を追い求めてこれまで仕事をしてきたのか?
何を感じながら仕事をしてきたのか?
自分自身の生活優先であるのが当然なのだが何かが違う!
うーん!やっぱり原点を考える事は必要だし、
立ち止まることも大切だ。
№26 風が強く吹くとき 三浦 しをん
箱根駅伝が好きな私にとってこの本を手に取るまで時間がかかった。
読んでがっかりしないだろうか?とらえ方によっては読まなければよかった
なんて思わないかと!
読んでいくうちに箱根駅伝での学生たちの姿が思い出され
いつの間にか応援している自分がいる。
雑草の中からは這い上がってくる生き方はこれからの人生を変える。
ここから先は絶対に届かないということを知って初めてわかる世界もある。
それは自分の積み重ねがなければわかることではない。
それぞれの考えがあって会社も成立する。
勉強させられました!
当然 箱根駅伝予選会情報です!!
時間がある方は是非見に行きましょう!!
№25 いつか陽のあたる場所 乃南 アサ
子供のころには想像出来ない人生は、ほんの少しことで現れ変わっていく。
そんなはずではなかったと思う事もあれば、いつの間にか変わってしまった
自分を見てしまうこともある。一つのことが人の心を変え、その取り返しは
その後の心の強さによるところが多い。しかし、人間は強くない。
人とのかかわりはいろんな渦をつくり、何処にその関わりを置くかで
人生が決まることもある。強い心で生き抜くことが必要であるが、
生まれた時から誰にもその心はない。
№24 天使がいた三十日 新堂 冬樹
人生には転機が必ずある。しかし、どうにもできないときもある。
出会いのあれば、別れもあるが偶然ではなくその人の生き方に
よる必然と考えられることも多い。一人だけの人生ではない。
苦しい時ほど自分の周りの人を見つめなおすことが重要である。
人間は自分一人ではない。
№23 旅する力 沢木耕太郎
いろんな場所に行ってさまざまなことを経験、一日の中の些細な出来事が
人生とオーバーラップしてなんとなですが考えさせられることがある。
出会いや別れ、感動など人生を旅する力ももらえるような気がする。
我が家のお兄ちゃんに読ませたい本である。
№22 あの空の下で 吉田修一
どこかで読んだ文章だなと思っていたら飛行機の
機内誌で読んだ内容である。
短編ながら味のある文章は機上だけでなく
地上でもいろんな思いをさせてくれる。
仕事で移動していると仕事先の事ばかりを考えしまうが
一服の清涼剤とも言える。
飛行機を利用する場合急ぎの用事や時間が欲しいことが多い。
機内を見廻すたびに他の乗り物とは違った風景を見る。
急がなければならない人生もあるが楽しまなければならない
時間も必要である。
№21ますます酔って記憶をなくします 石原たきび
どこにいってもお酒が強い性が自分が記憶をなくす前に
よったり記憶をなくしそうな人がいたりでほとんど記憶を
なくしてしまったという覚えは少ない。
しかし、寝てしまって駅を乗り越した覚えは数度ある。
当然帰りの電車はなくなり、タクシーに数時間並んだ覚えもある。
この本を読むと誰でもある失敗のような気もするが酒乱だけは
勘弁してと思う事も多い。酔うと些細な事に怒りっぽくなる事も
あり年をとると要注意といえる。楽しいお酒、時には悲しいお酒
はたまた怒りを抑えるお酒、などいろりろあるがせめて他の人に
かわいい迷惑で済む気楽なお酒でありたいところだが???